どうもこんちは、みっちです。
本日ご紹介するガジェットは、ワイヤレス専門のオーディオメーカーであるEarFunから発売された「EarFun Wave Pro」。
アクティブノイズキャンセリングに対応しており、マルチポイント接続やLDAC / ハイレゾでの再生にも対応しているにも関わらず、価格は1万円以下とかなり格安。
また最大80時間も連続再生が可能な大容量バッテリーを搭載しており、バッテリー切れも怖くありません。
アウトドアや日常で気兼ねなく使えるヘッドホンを探している方や、価格と機能に少しこだわりのある方でも満足できる製品となっているので、ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。
EarFun Wave Pro の特徴
「EarFun Wave Pro」は、次世代ワイヤレスオーディオを開発しているEarFunから発売されているノイズキャンセリング機能搭載のワイヤレスヘッドホン。
8,990円というワイヤレスヘッドホンの中では割と安い価格でありながら、専用アプリに対応し、-45dBのノイズキャンセリング機能を搭載、さらにマルチポイント接続にも対応しているという優れもの。
また、この価格では珍しくワイヤレス接続でもLDACとハイレゾに対応している点も特徴と言えるでしょう。
カラーはブラック・オフホワイトの2種類。
今回、僕はオフホワイトを提供していただきました。
EarFun Wave Pro のスペック
製品名 | EarFun Wave Pro |
カラーラインナップ | ブラック・ホワイト |
搭載ドライバー | 40mm大口径DLC複合ドライバー |
ノイズキャンセリング | 対応 アクティブノイズキャンセリング(ANC):-45dB |
Bluetooth | Version 5.0 |
対応Bluetoothプロファイル | A2DP、AVRCP、HFP、HSP |
対応コーデック | LDAC、SBC、AAC |
バッテリー容量 | 800mAh |
連続再生時間 | ANC OFF:最大80時間 ANC ON:最大55時間 |
充電時間 | 2時間 |
急速充電 | 対応(10分で10時間使用可能) |
マルチポイント接続 | 対応 |
重量 | 268g |
保証期間 | 18ヶ月 |
EarFun Wave Pro のメリット・デメリット
EarFun Wave Proのメリット・デメリットについては、以下の表の通りです。
- 装着したときに変に大きく見えないデザインが良い
- LDAC / ハイレゾ接続にワイヤレスで対応
- 最大2台のマルチポイント接続に対応
- 大口径ドライバ搭載で高音質が楽しめる
- 高性能マイク搭載で通話も高音質でできる
- 最大80時間連続使用できるバッテリー持ち
- 人によっては締め付けを強く感じるかも
- 防水非対応なので雨には注意
EarFun Wave Pro 詳細レビュー
では、早速EarFun Wave Proの詳細レビューに移りたいと思います。
まずはパッケージと付属品から見ていきましょう。
パッケージ・付属品
こちらがEarFun Wave Proのパッケージ。
箱を開けるとすぐに、キャリー用のケースが出てきます。
ケースを開けると、ヘッドホンとご対面です。付属の充電ケーブルは、USB-A to USB-Cでした。
ただPD充電対応のアダプターとケーブルでも充電できたため、他にUSB-Cケーブルを持っている方であれば付属の充電ケーブルを使う必要はありません。
他には説明書と保証書が同梱されています。
本体デザイン
続いては本体デザインについて。
EarFun Wave Proのデザインは、他社のヘッドホンと比べて少し縦長に設計されていると感じます。
あくまで個人の意見ですが、これは装着したときのデザインを考えているのかなと。
全体的に縦長になっていることで、装着したときのシルエットが横に広がらず、スタイリッシュに見える気がしました。
本体左側には電源ボタン、音量ボタン、ノイズキャンセリングモードの選択ボタン、オーディオ接続ポートが、本体左側にはUSB-Cポートが搭載されています。
アプリの使い勝手
EarFun Wave Proは、アプリ「EarFun Audio」にてイコライザー調整やノイズキャンセリングモードの設定が可能となっています。
また、ヘッドホン本体のアップデートなどもこちらのアプリから行うようになっています。
届いた時点でアップデートが来ていたので試しにしてみましたが、アップデート途中で接続が切れて中断されてしまうということもありませんでした。
ただアップデート中は曲の再生が止まってしまうので、その点については注意が必要かもしれません。
集中用のホワイトノイズは4種類用意されている
EarFun Wave Proには、集中用のホワイトノイズが4種類用意されています。
安い製品でありがちな「こんなの集中できるノイズじゃないだろ…」と言う感じではなく、録音音質(もしかすると作成された音声かもしれませんが)も良いため普通に聞けると思います。
収録されているホワイトノイズの音質が良いのは意外でした
カスタマイズ性が高いイコライザー機能
EarFun Wave Proのイコライザー機能はかなりカスタマイズ性が高く、割と音質にこだわる方でも満足できる感じがしました。
特に面白いと思ったのは、「My Profile」というイコライザー機能。
これは自分の聞こえる音域を調節することによって、最適なイコライザー設定をすることができるという機能です。
登録されたイコライザーは保存することでいつでも呼び出すことができ、切り替えもアプリ内ですぐに行えるため、気分によって音質を選べるのは良いと感じました。
EarFun Wave Pro の音質
EarFun Wave Pro の音質は中音域が強め。
鳴りの順番でいうと中音域>低音域=高音域といった感じです。
特に中音域の解像度が高く、イヤホンでは聞き取りにくい音域もしっかり拾ってくれます。
個人的には、EarFun Wave Pro の良さを活かす曲として松原みきの「真夜中のドア〜Stay With Me」や、ヨルシカの「忘れてください」、「逃亡」、Conton Candyの「ファジーネーブル」といった曲を挙げたいです。
EarFun Wave Pro のノイズキャンセリング評価
EarFun Wave Proのノイズキャンセリングモードには以下の4種類が用意されています。
Ambient Sound | 外音取り込みモード |
Wind Noise Cancelling | 風切音のみキャンセリング |
Comfort ANC | ノイズキャンセリング(弱〜中) |
Strong ANC | ノイズキャンセリング(強) |
ノイズキャンセリングモードについての評価
使用した感想としては、電車のホーム音などは割とカットするのですが、車の通る音(ロードノイズ)はそこそこ聞こえるといった感じで、高音域のノイズカット性能は抜群なのに対し、低音域のノイズカット性能はそこまで高くない印象を受けました。
ロードノイズなどの低音域はもともとカットしづらい種類ではあるのですが、それにしてもちょっと聞こえすぎるなというのが正直な感想。
ただ高音域のカット性能は価格の割にかなり高いと感じたので、使用環境によるかなとも思いますね。
外音取り込みモードの対しての評価
こちらについては、1万円以下という価格を考え得ると割と優秀な部類になると感じました。
もちろん、AirPods ProやAirPods Maxのような外の音がそのまま聞こえるようなパススルー感はないですが、そこはそもそも価格が違うので…。
「サーッ」という音、いわゆるホワイトノイズは多少しますが、人の声や車の通る音などはしっかり拾ってくれるようになっています。
最大2台のマルチ接続に対応
EarFun Wave Proは最大2台のマルチ接続に対応。
例えば外出先で、スマホとタブレット、あるいはパソコンの両方から音楽を流すことができます。
僕の場合はスマホとNintendo Switchで接続しておき、デバイス間をシームレスに移動できるように設定しています。
通話音声も比較的高音質
EarFun Wave Proは音声通話用の高性能マイクを5基搭載しているため、多少騒がしい環境であれば快適に通話をすることができます。
もちろんスマホで通話するときに比べれば多少マスクされている感覚はありますが、十分聞き取れるレベル。
試しに友人とヘッドホンをしたまま通話をしてみましたが、「ヘッドホン越しだと気付かなかった」と言われる程度には高音質でした。
ただ風切音に関してはある程度までしかカットされないようで、少し強め風だと声がたまに途切れて聞こえづらいところがあったと言われたので、その点に関しては注意が必要かなと。
最大80時間連続使用できるバッテリー性能が魅力的
EarFun Wave ProはノイズキャンセリングOFFで最大80時間、ノイズキャンセリングONで最大50時間連続使用できるバッテリー性能を備えています。
ノイズキャンセリングONで1日8時間曲を聞き続けたとしても、1週間近く充電せずに使用できる計算になりますね。
そこまで毎日ずっと着けて使用する方がいるかはわかりませんが…
僕の使い方だと、往復1時間の通勤の合間に使うという感じだったのですが、約1ヶ月ほどは充電することなく使用することができました。
長時間装着しても耳が痛くなりにくい
EarFun Wave Proのイヤーパッドは結構もちもちで、長時間着用しても耳が痛くなりにくいと感じました。
もちろん頭の形によって感覚はそれぞれのため一概には言えませんが、ヘッドホン自体の締付けはそれほど強くありません。
かといって、ゆるくて頭から外れやすいということもなく、適度なホールド感だと思います。
【EarFun Wave Pro レビュー】音質・デザイン・価格の3つが揃った「高コスパ」なワイヤレスヘッドホン。 まとめ
本日は、ワイヤレス専門のオーディオメーカーであるEarFunから発売された高コスパヘッドホン「EarFun Wave Pro」をご紹介しました。
アクティブノイズキャンセリングに対応しており、マルチポイント接続やLDAC / ハイレゾでの再生にも対応しているにも関わらず、価格は1万円以下とかなり格安。
また最大80時間も連続再生が可能な大容量バッテリーを搭載しており、バッテリー切れも怖くありません。
アウトドアや日常で気兼ねなく使えるヘッドホンを探している方や、価格と機能に少しこだわりのある方でも十分に満足できる製品となっているので、気になった方はぜひ下記リンクからチェックしてみてくださいね。
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