皆さんこんにちは、みっちです。
今日ご紹介するのは、10月25日にSOUNDPEATSより発売された最新のワイヤレスイヤホン、「SOUNDPEATS Air4 Pro」です。
価格はなんと8,480円。しかも、この価格ながらノイキャンやマルチポイント接続にも対応しているという優等生っぷり。
気になるよね〜ってことでSOUNDPEATSさんにお願いしてみたところ、無事製品を提供していただけることになりました。
てなワケで今回は、「SOUNDPEATS Air4 Pro」を実際に使用したレビュー記事になります。
安くても機能が充実しているワイヤレスイヤホンが欲しい方や、サブとして購入しようか迷っている方、初めてのノイズキャンセリングイヤホンやワイヤレスイヤホンを購入しようとしている方は、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
13mmの大型ダイナミックドライバーを使用
マルチポイント接続 / 装着検出 / 低遅延ゲームモードを搭載
ノイズキャンセリング機能搭載でクリアな通話が可能
SOUNDPEATS Air4 Pro の特徴・スペック
SOUNDPEATS Air4 Pro は、10月25日にSOUNDPEATSより発売されたANC機能搭載のワイヤレスイヤホン。
8,480円という価格ながら、実用的な機能はすべて搭載されている非常にコスパが良い製品となっています。
カラーラインナップはブラック・ホワイト・ベージュの3種類。今回、僕はブラックを提供して頂きました。
詳細なスペックについては以下の通りです。
製品名 | SOUNDPEATS Air4 Pro |
ANCの種類 | アダプティブアクティブノイズキャンセリング(AANC) |
ノイズ低減レベル | 最大-45dB |
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 |
外音取り込みモード | 対応 |
通信範囲 | 最大10m |
対応プロファイル | HSP, HFP, A2DP, AVRCP |
対応コーデック | aptX Voice, aptX Classic, aptX Lossless, SBC, AAC |
バッテリー容量 | ケース:330mAh イヤホン:35mAh ✕ 2 |
最大再生時間 | イヤホンのみ:約6.5時間 ケース併用:約26時間 |
イヤホン充電時間 | 約1.5時間 |
重量 | ケース:約30g イヤホン:約3g ✕ 2 |
防水・防塵規格 | 防水:IPX4 |
SOUNDPEATS Air4 Pro のメリット・デメリット
SOUNDPEATS Air4 Pro のメリット・デメリットは以下の通りです。
- 低音〜高音までバランス良く音が鳴る
- マルチポイント対応で最大2台まで同時接続が可能
- Bluetooth 5.3対応で接続安定性が高い
- 価格の割に使えるノイズキャンセリング機能
- アプリで細かく調整ができる
- 周囲の雑音をカットすることで通話でもクリアに喋ることができる
- ワイヤレス充電には非対応なので注意
- 風切り音はちょっと目立つかも
- ケースの質感が安っぽい
- 外音取り込みモードはノイズが目立つ
- LINE通話中にイヤホンをケースに入れると切れてしまうことが多々ある
SOUNDPEATS Air4 Pro 詳細レビュー
ここからは、SOUNDPEATS Air4 Pro のレビューになります。
まずはパッケージ・デザインについてです。
パッケージ・デザイン
では、早速開封していきます。
こちらがパッケージになります。
開封するといきなりイヤホンケースが登場する感じですね。
こちらが同梱されていた本体と付属品の一式になります。
左上から充電ケーブル、イヤホン本体、説明書、イヤーチップ、SOUNDPEATSのアプリ説明書です。
ちなみに、説明書は日本語にしっかりと対応していました。
安いイヤホンだと国内販売されていても日本語の説明書がない場合も多いので、日本語に対応しているのは安心ですね。
充電ケーブルの規格はUSB-A to USB-C。
こちらも安いイヤホンだといまだにMicro-USBを採用しているものもあるので、USB-Cってだけで正直ポイント高いです。
本体デザイン
続いては、イヤホンの本体デザインについてです。
基本的にはブラックで統一されていますが、SOUNDPEATSのロゴやイヤーピース取付部分はブロンズ色となっていてなかなかオシャレです。
ケースも基本色はブラック。ただ、こちらも充電ポート周りや側面はブロンズ色となっています。
ちなみに、ケース右側面には「Hear Your Imagination」と書かれていました。
SOUNDPEATS Air4 Pro のサイズ感
SOUNDPEATS Air4 Pro のサイズ比較で、AirPods Pro と並べてみるとこんな感じ。
1.3mmの大口径ドライバと、通話中の相手に音声をクリアに伝えるために搭載されているノイズキャンセリングモジュールの影響か、ほんの少しSOUNDPEATS Air4 Pro の方が大きいですね。
といってもその差は数mm程度なので、大して気にする必要はないと思います。
SOUNDPEATSアプリで細かい設定が可能
SOUNDPEATS Air4 Pro はアプリを使用することによって、イコライザーやノイズキャンセリングモード、ゲームモードなど様々な機能をカスタマイズすることが出来ます。
アプリを開いて一番最初に表示されるホーム画面では、イヤホンのバッテリー残量が表示されます。
ホーム画面の左にあるイコライザーアイコンをタップすると、より詳細なカスタマイズをする項目が表示されます。
ノイズキャンセリングモードはANCモード・通常モード・外音取り込みモードの3つから選択することができ、その下には低遅延モードである「ゲームモード」、イヤホンを装着したことを検知する「装着自動検出機能」の設定項目があります。
イコライザーは標準だと「SOUNDPEATS クラシック」が選択されていますが、事前設定のエリアとタップすると、このように様々なプリセットイコライザーが表示されます。
もちろん、自分好みのイコライザー設定も可能です。
アダプティブイコライザー機能がスゴイ
SOUNDPEATS Air4 Pro には「アダプティブイコライザー」という機能が搭載されています。
これは聴力検査の原理を利用したもので、ユーザーにとって最適な音域を測定することでより臨場感のあるサウンドを演出することができる機能となっています。
この機能を有効化するためにはテストをする必要があるのですが、これがなかなか本格的です。
テスト内容はイヤホンを両耳に装着し、音が聞こえたら「音を聞こえます」ボタンをタップするという至極シンプルなもの。
これを125Hz、250Hz、500Hz、800Hz、1200Hz、2000Hz、4000Hz、6000Hzと順にテストしていくことによって、ユーザーに最適化されたイコライザーが設定されます。
自分好みのイコライザー設定が既に決まっている方からするとそんなに必要のない機能かもしれませんが、イコライザー機能をあまり使っていない方や使ったことがなくてわからない方からすると、非常な便利な機能じゃないかなと思います。
低音域から高音域までバランス良く鳴る
SOUNDPEATS Air4 Pro はイコライザー機能のおかげもあってか、オーディオドライバが大きいにも関わらず低音域から高音域まで結構バランス良く鳴ります。
ボサノバやジャズなどはもちろん、ロックやクラシック、ASMRなんかも聞きやすいです。
特定の音域が強調されているイヤホンだと頭が痛くなったりしてしまうこともあるので、全音域でバランス良く鳴るのは長時間利用にもってこいだと思いますね。
ノイズキャンセリングの実力は?
SOUNDPEATS Air4 Pro のノイズキャンセリングによる最大ノイズ低減は最大で-45dB。
その実力ですが、確かにしっかりとノイズをカットしてくれます。
あくまで僕の感想ですが、全音域をバランス良くカットしているわけではなく、どちらかと言えば低音から中音寄りを主にカットしている印象ですね。
なので、歩いているときに横を通る車の音や、部屋のエアコンの音、人の話し声などは全くと言って良いほど聞こえません。
逆に靴の「キュッキュッ」、車のブレーキの音などの高音はノイズキャンセリングモードでも多少聞こえます。
かといって普段使っていて気にならない程度なので、大して気にする必要はなさそうです。
外音取り込みモードの実力は?
こちらについては少し不満点が残ります。
SOUNDPEATS Air4 Pro の外音取り込みモードはAirPods Pro のようなナチュラルさはなく、イヤホンが外の音を拾って流しているため独特の「サ〜」といったホワイトノイズの音がします。
また人の声にフォーカスすると言った機能もなく、先程言ったホワイトノイズがそこそこ大きいため、外音取り込みモードで人と対話をするのは少し難しいかなというのが正直な感想です。
ただ、こちらについてはソフトウェアアップデート次第で改善されそうな気もするので今後に来たいと言った感じですね。
ワイヤレス充電には非対応なので注意
SOUNDPEATS Air4 Pro はワイヤレス充電には対応していません。
そのため、充電する際は充電ポートケーブルを接続して充電する形になります。
ワイヤレス充電に対応しているとなお良いですが、価格を考慮すると現段階でも十分な製品クオリティではあるのでここは妥協ポイントでしょう。
風切り音は少し目立つ
ANCモード・通常モードを実際に使用した際に少し気になったのは、風切り音がそこそこ入ってくること。
特に、ANCモードではノイズキャンセリングで静かな中に「ビュオビュオ」といった風切り音が入ってきてしまうため余計に目立ちます。
歩いているぶんにはまだ大丈夫なのですが、走ったりしてしまうとノイズキャンセリングでカットしきれなかった風切り音がガンガン入ってくるので、イラッとしてしまう方はいるかも知れません。
この点についてはハード的な問題と言うよりもソフトの問題だと思うので、アップデートで解消されることを期待しておきます。
LINE通話中にイヤホンをしまうと通話が切れてしまうことがある
LINE通話中にイヤホンをケースにしまうと通話が切れる。これも少し気になりました。
頻度としては大体3回か4回に1回程度ですが、さすがに勝手に切られると困りますしびっくりしますね。
発売されて間もない製品のため今後のアップデートで治るとは思いますが…。
1万円以下なのに全部載せ?高コスパなノイズキャンセリングイヤホン「SOUNDPEATS Air4 Pro」レビュー まとめ
今回は、1万円でお釣りが返ってくる多機能ワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS Air4 Pro」を実際に使用したレビューを行いました。
安くても機能が充実しているワイヤレスイヤホンが欲しい方や、サブとして購入しようか迷っている方は購入しても良いと思います。
もちろん、初めてのノイズキャンセリングイヤホンやワイヤレスイヤホンにもオススメです。
いわゆるちゃんと国内で販売されているメーカーかつこの価格帯で、アプリやノイズキャンセリング機能、多機能イコライザーに対応しているワイヤレスイヤホンは、同価格帯ではあまり見かけませんからね。
加えてイヤホン自体の質感もかなり高いですし、カラーバリエーションも豊富。
ブラック ✕ ブロンズのツートンはなかなかにオシャレです。
また、現在Amazonでは1,000円OFFクーポンが配布されています。
いつまで配布されているかはわからないため、気になっている方はできるだけ早めに購入してしまった方が良いかもしれません。
最後までご愛読いただきありがとうございました。
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